卒業論文を書くにあたっては、自分のテーマについて今までどのようなことが明らかになっているか(「客観的事実」)、過去の研究者がどのような研究成果を出しているか(「先行研究」)を調べ、その上で「自分の意見を述べる必要があります。そのために文献を収集します。
レポート作成においても、今までに明らかになっていることや過去の研究成果を調べる必要があります。文献調査を行うことは、自分の考察についての補強材料ともなります。
「先行研究」の代表的なものとして論文があります。論文とはあるテーマについて、研究者が「このようなテーマで、このような研究方法で、このような調査をして、このような研究成果を得た結果、こう考えます」と述べたものを言い、大学の教員も自分の研究に関する論文を書いています。 また、辞書や事典に掲載されている事柄などは、今までに研究された成果が「客観的事実」として蓄積されたものです。
本日のガイダンスでは、文献検索から入手までの流れを演習します。